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小田急50000形VSE
■現有本数
10連×2編成
営業開始年月
2005年3月(平成17年)
起動加速度
2.0km/h/s
設計最高速度
130km/h
営業最高速度
110km/h
減速度
4.0km/h/s(常用最大)、4.5km/h/s(非常)
制御装置
IGBT-VVVF
モーター出力
135kw
フォトアルバム
No.1
資料画像
準備中

箱根観光の活性化を目的として、EXEとは異なり観光輸送に特化した車両である。
最大の特徴は展望席が復活したことで、この他にロマンスカーの伝統である連接台車も復活している。
車両のデザインは建築家の岡部憲明氏が担当している。
車体は小田急では初めてアルミ製が採用され、白にロマンスカーの伝統色であるオレンジの細い帯が巻かれた外観である。
車体傾斜装置が採用されているがこれは速度向上を目指したものではなく乗り心地の向上を目指したものであり、通常よりもかなり高い位置に空気バネを設置し、空気バネにより車体を傾斜させることにより、あえて重心を上げ(一般的に車体傾斜装置は重心を下げる目的がある)乗り心地を改善している。
また、先頭台車にはセミアクティブサスペンションを採用し乗り心地の改善を行っている。
モーターは全密閉モーターが採用され、床下に設けられた防音カバーと合わせて騒音の低減を図っている。
運転台は展望席があることから2階に設けられ客室内から収納式の階段を使って出入りする。
非常時に備え運転室から直接外に出るための非常脱出口も設けられている。
前面は展望が良い大きな一枚ガラスが採用されている。
ライトは小田急では初めてHIDが採用された。ただし試運転中は電球式だった。
車内は3・8号車を除き通常は屋根上に設置する空調機器を床下に設置することにより天井の高さを上げている。
このことから「Vault Super Express」(VSE)と名付けられている。
内装は不燃性木材やLEDによる間接照明、幅4mの大きな窓により明るく仕上げられている。
また、車内のシートは外側に5°傾けられ、景色が観やすいよう配慮されている。
展望席部分に関しては座席を回転し、ラウンジ状にすることが可能な構造である。
機器やサービス設備については3・8号車に集約され、機器についてはVVVF装置やパンタグラフが設けられている他、車内設備では売店やトイレなどは3・8号車に設置されている。
また、3号車にはサルーン席・喫煙ブース(現在は廃止)が、8号車には車椅子スペースが設けられている。
3・8号車については床下にVVVFなどがあり床下に空調機器を設置するスペースが無い為、屋根上に空調機器が設置されている。
そのため他の車両より天井の高さは低いが代わりに天窓が設けられている。

2005年にグッドデザイン賞、2006年にブルーリボン賞を受賞している。

第一編成の甲種輸送の際は車両のデザインが分からぬよう白く梱包された状態で輸送され注目を集めた。

●編成表(←新宿|小田原→)
Mc1 M2 M3 M4 M5 M6 M7 M8 M9 Mc10
50001F 50001 50101 50201 50301 50401 50501 50602 50701 50801 50901
50002F 50002 50102 50202 40302 50402 50502 50602 50702 50802 50902

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